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小学校のサッカークラブ [子どもたち]

 ジュンはこのたび、同級生の子に誘われて学校のサッカークラブに入ることになり、今日が練習初参加でした。

 ジュンの最近の関心はもっぱら星座や天体観測(と言っても、持ってる武器は小さい双眼鏡のみ)です。これ自体は小学生の関心の対象としては至って健全、また知的な方面への入り口にもなりうると思うので大いに応援してあげたいと思うのですが、体を動かすことのないのがちょっと気がかりでした。私は運動神経は悪い方ですが、スポーツをやること自体は好きで、中高、大学とも運動部でかなり入れ込んだりもした方なので、余計にそう思ったのかも知れません。
 ですから、友達のお誘いという動機にもせよ、今回のサッカークラブ参加は大賛成。先週の見学・体験入部の付き添いや、本日の入会申し込みも買って出て、初日の様子を見てきました。

 ジュンにとって先週の体験入部の印象は悪くなかったらしく、今日を楽しみにしていました。
ですが、ここで本人のねちっこい性格がまた全開。
 「ねえー、持ち物に "スネ当て" って書いてあるよー。これいつ買いに行くの~。」
 「サッカーボールはさぁー、●●くんのみたいな模様のやつがいいんだけど、どこで売ってるのぉ~」
 「水曜日が練習ってことはさぁー、あさってだよねー」
 「ねえー、4時に集合ってことは~、長い針が一番上でー、短い針が4のところに来たら、ってことだよね~」
・・・・・
 今週1週間、ずっとこんな会話に付き合わされ続けて今日を迎えました。
 でもまあ考えてみれば、初日くらいはこんな風に楽しみにしてもらうのが本当かも知れません。

 さあ、練習に出発。

DSCF1446a.jpg
最近は持ち物や着るものが細かく案内に書いてあって、その通りにしたらこんな格好になりました(スネのところが微妙に盛り上がっているのが、その「スネ当て」です)。サッカーなんてまだ一度もやったことのない子の格好には見えません。「馬子にも衣装」という言葉が頭の中にふっと浮かんできて、笑いそうになりました。


 4時。練習開始。

football.jpg
 買ってもらったばかりの新しいボールを嬉しそうに蹴っています。
 練習の方は、走り方、ボールの扱い方などの基本を丁寧にやる、けっこう本格的なものでした。
 先週見たところでは、こういうことを繰り返しやって、最後にお楽しみのシュート練習、紅白戦が待っているというような感じでした。

 参加したこのクラブは、PTAの有志が自主運営しているクラブということで、コーチも学校の職員とは関係のないボランティアの方だそうです。これに、OBの中学生などが2,3人手伝いに来ていました。
 今日は曇り空で、校庭にあった温度計の目盛りは5度。風もあるので、私は早々に退散しました。 でも、とりあえず、友達に混じって大きな声を出しながら楽しそうにやっているジュンの姿をみて安心しました。

 ジュンが今通っている小学校は小さな学校なので、このクラブも人数不足が悩みの種とか(試合に参加できない年があったそうです)。でも、大人数であるために、練習に行ってもボールに一度か二度さわるのが精一杯、などというチームの話を聞くと、ジュンみたいな初心者が楽しく続けるのにはむしろ良いかも、とも思いました。


帰ってきたら、即風呂で汗を流し、「お腹すいたー」 だったとのこと。
風呂も食事も終わり、パジャマ姿になって落ち着いたら、また星座の世界に戻っていました。

DSCF1461.JPG

 サッカー、楽しんで、長く続けてくれよ!!

小学校図工作品展 [子どもたち]

 小学校1年の長男ジュンが先日学校から持ち帰ってきたお便りの中に、図工の先生からのポストイットがつけてあるものがありました。いわく、
 「お子様の作品が選ばれて、区の合同作品展に展示されますから、ぜひ足をお運びください」 とのこと。その作品展の案内がつけてありました。
 疑い深い年齢になってしまった今の私は、その「選ばれて」の部分はまああまり信用せずに、それでもこう言われたからには、ジュンともども見に行って、写真の1枚でも撮ってこないわけにはいくまい、というわけで、展覧会最終日の今日、家族全員で行ってきました。

 行く前に本人に、「こういうわけだが、どんな作品を作ったんだ?」と聞いたのですが、この話は本人には行っていないのか、あるいは言われても本人が意味を理解できなかったのか、「うーん、絵とかーー、人の顔の形とかーー、粘土とかーー、・・・」と、これまでに図工でやったことを列挙するだけなので、これ以上聞くのはやめました。

 会場はつまり、区役所の1室にパネルがびっしりと立てられ、そこに区内の各小学校のスペースが区切られて、その中に各校から「選ばれた」作品が展示してあるというものでした。

 早速ジュンの小学校の名前を探していきますと・・・ ああ、あったあった。

 それでジュンの作品は・・・  おお、これか。

 というわけで、ジュンを作品の横に立たせてカメラを向けたら、背後から「ああーっ、私も入るぅ、私も入るぅっっ!」とけたたましい声がして、ピナがカメラの視界に割り込んできました。それで撮れたのがこの写真です。ピナは結んでいた髪を来る途中でほどき、おまけに下着まで出して・・・ こういうだらしない格好をすると、こんな風に人に見られる、ということをこのブログを見せて教えてやりましょう。
区小展覧会1.jpg

 肝心の作品ですが、校庭で育てたヒマワリを描こうという図工の課題からのようでした。ジュン本人は、自分は絵が下手だと思っているようなのですが、親の目から見てもなかなかよく描けていると見えましたので、これはよくほめてあげようと思います。
区小展覧会2.jpg

 ただ、ヒマワリの根っこのあたりに何かずいぶん念入りに描き込んであるものが・・・

 「これは何?」
 「アリの巣。」
・・・・・
 こんなに根にアリが巣くったらまずいんじゃないか? と思いつつ、そんなことを口にしてせっかくの「入選作」を興ざめにしてしまってはまずいから、ジュンとこの絵の前でひとしきり語り合ってから、周りの作品を少し見てそのまま会場を出ました。

研究室の新PC [仕事場]

 今日は、研究室に新しいPCを据え付けました。
 すでに月曜日に届いていたのですが、今週前半はいろいろと忙しなく、やれ接続だセットアップだ、ということが出来ずにいました。
 これまで研究室で使っていたPCはそろそろ6年前のもので、実用にはさしたる不便はないものの、大きな画像ファイルを扱ったりするのにはそろそろストレスを感じ始めていました。
 また、このように公共の場所に置いて複数の人間が使うPCというのは、それぞれの人の使い方が違うのでファイルの置き場所やアプリケーションの使い方などがどうしても雑然としてしまい、PCにはついつい余計な負担がかかってしまうものです。普通に考えればおよそ大したことのない作業においても、ハードディスクがカリカリ鳴っているだけで一向に処理が進行しない、といった状況がたびたび起きていました。
 と言うわけで、余っていた予算を使って、以前からお世話になっている秋葉原のパソコンショップにBTOをお願いし、このたび届いたのがこれです。

DSCF1396.JPG

 これまでのPCはWindows XP、メモリ512MB、ハードディスク80MB
      ↓
 今回は一気に、Windows7 / 64bit、メモリ8GB、ハードディスク1TB(データ保存用1TBをもう一台内蔵増設)

と、3階級か4階級特進となりました。ちなみにCPUは、私が個人的に気に入っているAMDのものです(私は個人用のPCもAMDのものを使っています)。

DSCF1397.JPG

 これだけのシステムで10万円しないのですから、PCの技術やグレードの進歩というものは、本当に素人の想像を絶するものだといつも思います。

 これまでのPCは、ケーブル類を全部はぎ取ってお役ご免・・・
DSCF1394.JPG
・・・ お疲れ様でした。

 来週研究室に来た大学院生たちもびっくりするでしょう。
 で、新しいPCがきたのを機会に、彼らを動員して最近散らかり気味の研究室を掃除し、PCともどもちょっと気分を入れ替えたいと思います。

 その前にOfficeやらなにやら、ソフトのインストールをしなければ・・・ まだ半日かかりそうだ。
 

オイゲン・ヨッフムのCD part1 [音楽]

 先日、近所の中古CD屋さんで、聴いてみたいと思いつつ長らく入手できないでいた1枚のCDを見つけ、もちろん直ちにレジに走って我がものとした。

 曲はブルックナーの交響曲第7番であるが、私がこのCDを聴きたいと思っていた理由は、今は亡きオイゲン・ヨッフムがミュンヘンフィルハーモニーを指揮したライブ録音であり、またその録音の時期が1970年代後半だから、というものである。

DSCF1392a.jpg

 オイゲン・ヨッフムという指揮者は、私にとって大変思い出深いと言うか思い入れ深いと言うか、特別な感懐を抱く指揮者である。(別に私は音楽業界に関係があるわけでは全くないので、この思い出やらは、まったく1音楽ファンとしてのものです)
 この指揮者の名前は、クラシック音楽が好きな人なら、誰でも聞いたことくらいはあると思うが、逆にクラシックに関心がない人はおそらく誰一人として知らないであろうと思われる。この理由は彼のディスコグラフィーや演奏記録などを見れば当然のこととして了解されるのであって、すなわち彼が指揮をして演奏した曲の作曲家は主としてベートーベン、ブラームス、バッハ、ハイドン、などという、何か冗談を言われているのではないかと思うくらい、クラシック以外の何者でもない音楽、それもドイツ・オーストリアものと呼ばれる、クラシックの中の本家中の本家の音楽だけにほぼ完全に限定されているのである。
 これはカラヤンとかバーンスタインなどの、その活動が社会現象とまでなったような指揮者と比べると誠に地味であり、これではクラシック音楽に関心がない人の耳に、その名前が入ることのある方が不思議というものである。

 私がこの指揮者の演奏をレコード(当時はLP)で聴いた最初は中学2年の時であり、そのとき以来、いずれも偶然ではあるがこの指揮者についていろいろと思い出になることが生じた。そんなことで、このクラシック音楽のそのまた一部だけの世界に限定されているこの指揮者について、私は特別な感懐を抱くようになったのである。

 中学2年の時に聴いたそのLPというのは、ヨッフムがロンドン交響楽団を指揮して録音したベートーベンの「田園交響曲」であった。

Pastorale-Jochum.jpg
(何か画像がないと落ち着かないので入れただけで、このジャケットは私がここで書いているものとはまったく異なります)

 私は音楽が好きな一人として、一度はこの交響曲を全曲通して聴いてみたいと思いつつ、それまでは機会がなくて最初の有名なフレーズ以外を知らないでいたのであった。唯一の問題はLPを買う資金であったが、中学生であった私は親からもらう小遣いを3ヶ月間、すべて貯金して2500円を工面し、当時住んでいた地方都市のレコード屋に足を運んだ。
 田舎町のレコード屋のこと、この曲のLPは何枚もなかったが、私はその中から、ジャケットの表紙が一番きれいだという理由でこのLPをレジに持って行った。当時LPのジャケットにはだいたい帯が掛かっていて、そこに日本語で曲名や演奏者が印刷され、なんか一言「この曲の定番!」とか「史上最高の演奏!!」などというコメントが付け足してあったものだが、その帯にあったオイゲン・ヨッフムという指揮者の名前は私もすでに聞いたことがあるものだったので、そんな安心感もあってあまり躊躇なくこのLPは私の手に入った。こうしてこれは一中学生が自分で買った最初のLPとなり、またヨッフムという指揮者との、その後の偶然を交えた思い出が始まる、出会いともなったのであった。

 次回から2,3回、その思い出の内容について書いてみたいと思います。

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娘の「著書」(?) [子どもたち]

 幼稚園年中の娘ピナは、去年の夏休みにやっとこ平仮名が読めるようになったばかりで、その後はたどたどしく絵本を読んだり、判読がきわめて困難な平仮名「らしきもの」を書いたりしておりました。
 
 と、思っていたら先日ピナが「おとうさん、本を書いたから読んでね」と言って持ってきたものがこれです。

DSCF1345.jpg
 段ボールを2枚切って、その間に細い切れっ端を二本渡して、右に開けるようにしてあります。


DSCF1346.jpg
 開いたらこんな風になりました。


DSCF1349.jpg
題名; 「"おりおん" が "ぺがすす" にのった」(引用符は読みやすいように私がつけた)


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1ページ目本文; 「むかしむかし おりおんがいました  だけどおりおんはとてもしんじることができないひとでした  でもいつもいっしょにあそんでくれていました」



DSCF1348.jpg
2ページ目本文; 「それでおりおんは ぺがすすにのっていきました  おりおんはたのしみました
            おしまい」


 現在、小一の長男が星座や天体観測に熱中していて、その話をよく妹にもするので、本文の内容はその影響と思われます。

 ただ、どうしても気になることが1つ・・・ ピナに聞きました。
 「ねえ、どうしてオリオンは信じることができない人なの?」

 ピナの説明ではどうにもよく分からないところがあるのですが、どうやら「信じられないほどすごいパワーや能力を持った人」くらいの意味のようでした。
 ・・・ この年齢から人間不信に陥っているのではないことがわかってよかった。

皆が(家族も)すなる ぶろぐ といふものを

 とりあえず登録だけしました。みんながやっているというブログを、いつかは始めようと思っていたので・・・。
 人並みに今日から出勤ですが、少し遅めの昼休みに、サンドイッチをかじりながらここまで登録しました。
 仕事のこと、子供のことなど、内省を含めつづってみたいと思います。
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