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ガイジンさんたちと 「海ほたる」 へドライブ [日常]

 またまた少し前のことになってしまいますが、先日の日曜日(6日)に、現在私の仕事場に来ている外国からの研修生二人を、ドライブに連れ出しました。

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 二人はそれぞれ、中米エルサルバドル、グアテマラからの研修生です。 ただ、研修生といっても、エルサルバドルの Pablo (写真手前) は40代、グアテマラの Juan (写真奥) は50代で、それぞれお国では仕事のベテランです。 今回は特に日本で多く行われている癌の治療法の勉強に来ているわけで、そういうお歴々ですからこっちもけっこう神経を使います。

 スペイン語を勉強していた縁で長らく付き合いのある友人、ノリくんとその奥様ミドリさんを動員して、都内から首都高速経由で「海ほたる」へ向かいました。

 なぜ「海ほたる」か、というと・・・  
 彼らの滞日期間は2ヶ月足らずなのですが、帰国まであと約10日となった現在、彼らはすでに、ツアーその他で都内主要名所や、横浜、鎌倉といった主立ったところは見てしまっているのです。 あちらの方からときどき来る研修生たちを見ていると、だいたいこういう行動パターンが多く、この点その活動度の高さにはいつも感心します (ちなみに今回も、Juan は「東京はもうだいたい歩ける」とうそぶいていました)。

 なので、私たちとしては、彼らがまた訪れてないところに連れ出さなくてはなりません。 その点「海ほたる」は、都心や周辺の観光地からはちょっと外れているから彼らも見落としているし、海底トンネルや長大な海上橋などといった建築物を見せるのも兼ねられる、好適な行き先というわけです。
 実は過去にも、このような研修生たちを連れ、ノリくん夫妻ともども、何度か行ったことのあるコースなのでした。

 都内は金曜日が雪まじりの雨、土曜日は一転して快晴、そしてこの日曜日も、快晴とは行きませんが好天に恵まれました。
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 ただ、下の写真ではちょっとわかりにくいかも知れませんが、この日は風がものすごく、ソワなんかは丸ごと飛ばされてしまうのじゃないかと思うほどで、ちょっとハラハラしました。
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 PabloとJuanは、海底トンネルとか海上橋とかといったものに大変感激しており、
 「これはどうやって作ったんだ?」
 「費用はどれくらいかかったんだ?」
 「これは国の計画か、それとも民間の計画か?」
なんてことを盛んに聞いてくるので困りました。当時の建設の責任者の方にでもお出まし頂かないと。
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 行ったことのある方はご存じと思いますが、ここには海底トンネルを掘るのに使われた掘鑿機の実物が、オブジェとして展示されています。
 この傍らに、簡単ですが工法の概要を記した説明板があったので、ちょっとだけ疑問を解決していただけたようです。
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 ちなみに写真に写っているのはガイジンさんお二人と、得意のスペイン語でいろいろ説明をするノリくんです。


 ところで子どもたち。

 ジュンは、「星座のこと、何かないかな~~」と言っていますが、海ほたるにそんなものがあるわけはないし。
 でも、強いて言えばそれに近いものを自分で見つけました。
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 デッキにある置物。
 ピナとソワは、これはお金を入れれば動くものだと思ったようで、特にソワは
 「おとーさん、うごかして! うごかして!」
   ・・・ なんか、こういうときだけは不思議に言葉がちゃんと出てくるソワでした。
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 帰ってきてからは、子どもたちともども、韓国風焼き肉屋さんのお座敷席で食事しました。


 好天に恵まれたこの日の翌日・・・
 都内はこんな天気。
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・・・ 彼ら二人に、「日本語ではこういう状況を、” 普段の行いが良い” と言う」、と言いましたら、スペイン語にも同じような言い回しがあると言って、とても喜んでいました。


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